京アニへの義援金受付開始 税務上の取り扱いはどうなる? 

京アニへの義援金受付開始 税務上の取り扱いはどうなる? 
2019年9月16日

みなさんこんにちは!ぐんみつ(@GunGunGunmitsu)です。

約二か月前に起こった『京アニ放火事件』

京アニファンには衝撃が走った事件だと思います。

そんな中、グッズ購入やアニメイト店頭での募金、クラウドファンディングなどを通して京アニを支援する方々がいらっしゃることはニュースなどでも多く取り上げられています。

そしてこの度9月初旬、政府は京アニへ寄付を実施した個人や法人の税負担を軽減する仕組みを発表しました。

今回はこの税負担の軽減について簡単に解説していきたいと思います。

京アニへの義援金は国等に対する寄付金に該当

今回政府で定められた義援金は税務上の「国又は地方公共団体に対する寄付金」に該当します。

取り扱いとしては

  • 所得税法上は特定寄付金として寄付金控除を受けられる
  • 法人税法上は全額損金算入される
  • ふるさと納税にも該当するため、個人住民税の寄附金税額控除の対象となる

なにかと税務上制限がつく寄付金ですが、今回の義援金は税務上の優遇措置が適用可能となるようです。

具体的な取り扱いにつきましては割愛いたしますが、もし京アニへ寄付をした方がいらっしゃいましたら、この税制優遇を使うためには寄付金受領証等の証明書を取得いただくことが必要となりますので注意が必要です。

今後義援金を寄付したい場合は?

今回税務上の取り扱いについて確認がとれたことから、京都府は義援金配分委員会を設置し、京都府・日本赤十字社京都支部・社会福祉法人京都府共同募金会が専用口座を開設しているので、これから京アニへ寄付をしたいという方はいずれかの口座へ振り込むことで受領証が受け取れます。

参考URL:http://www.pref.kyoto.jp/chiiki/news/higaisyagienkin.html

すでに義援金の寄付をしている場合は?

では、事件直後に京アニが開設した支援金預かり専用口座に義援金を振り込んだが、今回開設された口座に義援金を振り込んでいない人は税制優遇を受けることができないのでしょうか?

答えはNOです。

支援金預かり専用口座に義援金を振り込んでいても、京アニに対して一定の手続きをすることで、京都府から義援金の寄付を行った受領証を受け取ることができますので、対象となる方は手続きをすることで税制優遇を受けることができます。