キングオブコント 優勝者が受け取る賞金の手取りはいくら?

キングオブコント 優勝者が受け取る賞金の手取りはいくら?
2019年9月22日

どうもみなさん。ぐんみつ(@GunGunGunmitsu)です。

昨日はキングオブコントの放送がありましたね!
毎年非常に楽しみにしている番組の一つではありますが、
今年はどぶろっくが見事優勝しました。

ネタについてはみなさんいろいろな意見があるかもしれませんが、
個人的にはとてもの好きなネタでした笑

そして、キングオブコントといえば優勝賞金が1,000万円ととても夢のある番組です。優勝賞金が1,000万円・・・もらったらなにに使いましょうか。。

ただしこの1,000万円ですが、優勝者に満額支払われる、というわけではないんです。

今回はこの優勝賞金1,000万円のうち、いくらが優勝した芸人さんに支払われるのか、という点について解説していきたいと思います。

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賞金の税務上の取り扱い

前提条件

解説の前に、前提条件を設定しておきます。

  • 賞金は個人の所得になる(法人に支払われるわけではない)
  • 優勝した芸人さんにはこの賞金以外に収入がない
  • 実際に下記のように支払われるかは定かではない

賞金は一時所得扱い

所得税法上、賞金は10個ある所得のうち「一時所得」に該当します。

一時所得とは、今回のような賞金、競馬などの払戻金、生命保険の一時金など臨時的に発生した所得のことを言いますが、その計算方法は以下の通りです。

一時所得 = {総収入金額-収入を得るための費用-特別控除額(50万円)}× 1/2

今回のキングオブコントのケースでは、優勝賞金が1,000万円ですので、特別控除額50万円を差し引いて半分にした475万円が一時所得になります。これに税率をかけて税金が算出されます。

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賞金の手取り額は?

主催者側が支払う際には源泉徴収される

では、実際に主催者側が優勝者に賞金を支払う際にはいくらの税金が天引きされるのでしょうか?

このような賞金に限らず、給与や報酬などの金銭を支払う際には所得税が源泉徴収されることがほとんどを占めています。

源泉徴収とは、本来支給を受けた人が負担すべき所得税を、支払う側が天引きして国に納める制度をいいます。

今回の賞金も例のごとく源泉徴収対象ですので、主催者側は優勝者が負担すべき所得税を天引きしてから支払うことになります。

今回のケースでは源泉徴収税額は10.21%となります。

ただ、源泉徴収の際には上記の1/2という部分は考慮されずに、1/2する前の金額である950万円に10.21%をかけた969,950円が源泉徴収されることとなります。

よって、優勝賞金1,000万円から969,950円が天引きされた9,030,050円が手取りの金額となります。

ただ、基本的にはコンビであれば一人あたりはその半分、トリオであれば3分の1ずつといった具合に一人あたりの手取り額は当然に減ることとなります。

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源泉徴収されればそれでOK?

賞金についても確定申告が必要

さて、上記のように支払い時に所得税が源泉徴収された賞金ですが、源泉徴収というのはあくまで支払い時に概算で天引きされているものですので、確定申告をする必要があります。

通常であればこのほかにも給与や賞金などの所得があるでしょうから、それらの所得を合算して年間の所得税を確定させる必要があります。

今回は前提条件としてこの賞金のみしか収入がないということですので、この賞金に対する税金を確定させる必要があります。

所得金額を確定させる

では、この賞金に対する所得税はいくらになるでしょうか。

今回優勝されたのはコンビ芸人ですので、一人当たりに換算して考えてみようと思います。

一人分の手取り額 = 4,515,025円(9,030,050円÷2)
源泉徴収済み所得税 = 484,975円(969,950円÷2)

我が国の所得税は累進課税ですので、所得の金額によって税率が異なります。

(参考:国税庁HP「所得税の税率」)

今回のケースでは一人当たりの一時所得は2,375,000円(475万円÷2)ですので、所得税率は10%(控除額97,500円)です。

よって所得税は

2,375,000円 × 10% - 97,500円 = 140,000円

となります。

事前に源泉徴収で484,975円天引きされていますので、確定申告をすることで差し引き344,975円が還付されることになります。

ですから今回のケースでは確定申告をしておかないと大きく損をする結果となりますので、確実に確定申告をしておく必要があります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はキングオブコントの賞金の手取り額について触れてみました。

手取り額についても興味がありますが、そのあとの確定申告までしっかりとしておかないと損する可能性があります。

今年もあと3か月強で終わります。ご自身の確定申告についても年明けスムーズに実施できるよう、いまから書類整理等を行うことをお勧めします。